双子 育児初期

父親の育児マインドとは?

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父親の育児の関わり方って?

今回は、ちょっと父親の育児に向き合うときのマインドセットについて考えてみたいと思います。

初めての子供・育児という場合、よっぽどのことがなければ父親って最初実感わかないと思うんです。私もそうでしたけど・・・。

それってどうしてなんだろう?と考えてみたんですが、結局、母親任せとにできるというか、父親には逃げ道があるんですよね。良くも悪くも。

仕事が遅いからとか、付き合いも大事なんだとか、子育ては母親の役目だろうとなど言い分は色々です。

でも、それって母親の心が折れたり、体調を崩してしまったりしたら一大事ですよね。私も初日に味わいましたが、事前に準備しておけばよかったという後悔をすることになると思います。

父親の育児への関わり方は家庭によって様々でしょうが、共働きも増え、ジジちゃん・ババちゃんとの同居もない核家族の家庭においては、母親に全てをお願いするのは酷だと思いますし、時代も変わり父親ももっと関わるべきという風潮もあります。

なので、父親も積極的に育児を行って母親と二人で取り組んでいく必要があるかと思います。

手伝う。のではなく、あなたも当事者!

私の場合は、最初の子供が双子だったこともあり、私には逃げ道が用意されていませんでした!!

二人で参加しないと日常生活が回らないという状況だったからですね。また、奥様の実家に帰れば楽してもらえると考えていたんですが、完全に裏目。まさかの奥様ストレスフルということになり、週末には、お義母さんと奥様へのダブルケアで私も疲弊するという事態に。。。

今は、女性が外で働くことは珍しいことではなくなってきましたし、産休育休も以前よりは取得しやすくなり、現場復帰も緩くなってきている業種も増えてきました。ただ、男性の育休に関しては、大企業や一部の理解ある企業では実現できていますが、中小企業や零細、業種によっては、まだまだ取得は難しい現実があります。

また、そもそも男性自身が子育てへの実感があまりなく、特に育児初期(0か月~3か月)ぐらいの大変な時期に母親のサポートをしないことが多いようです。実は、この時期は、母親も出産後体調も戻っていない(帝王切開だと痛みもまだある)状態で必死になって、ミルク、おむつの対応を3時間おきにやっていてろくに眠れない状況です。

私も、そのころの時期は泣き声で起こされ、奥様に蹴られて起こされていましたからね。ふむふむ懐かしいですな。

実は、ズバリこの時期が夫婦関係においてスペシャル大事です!!

この【出産前後3か月ぐらいで起きた事】は、今後の結婚生活を左右するぐらいの評価になります。(少なくとも私の奥様談。)

女性の記憶には、これだけ大変だった時に、父親かつ旦那であるあなたが、「どう行動したのか、どういう言葉を発したのか」について、海馬の中枢や大脳に刻み付けるぐらいのインパクトがあるものだと思ってください。ここで失敗すれば一生責め続けられる可能性がありますし、子供が旅立ち夫婦二人になったときに別れを告げられることさえあります。大げさかもしれないですけども。

私が出産後大変だった時に、仕事、飲み会、趣味、不倫(絶対ダメ)…してたじゃないと。なんて言われますからね、きっと。

でも、安心してください。

逆に言えば、この時期にパートナーとして寄り添い、困難を共有して、一緒に乗り越えることができれば、とても強固な信頼関係が築けます。もちろん上手に立ち回るというよりも、一緒に取り組むという姿勢が評価されるのではないかと思います。失敗してもそれは後でいい思い出。お互い失敗しますので、それはいいんです。男女間の好きとかいう感覚は飛び越えて、戦友ですね。「戦友」。愛とはちょっと違う感覚なのですよ~。

妻は旦那に何を期待しているのか?

それじゃ具体的に、男は何をすればいいのだ!となると思います。私が考える基本的なマインドセットはこちら。

  1. 当事者意識
  2. 相手への気遣い
  3. 子供を大事に思う心

当事者意識

これは結構簡単です。子供の親であるということは、父親、母親関係なくどちらも育児の主体者なのです。なのでよく言われるように「何か手伝うことある?」なんて聞き方がNGと言われる所以ですね。その立ち位置だと、「手伝うじゃねーよ。あなたも当たり前のように自ら進んでやるんだよ。」と言われるわけです。なむなむ。

あなた、仕事では後輩や部下に行っていませんか?
「人に聞いてばかりじゃなくそれぐらい自分で考えて、先回りして動ける様じゃないとだめだぞ!」とかね。奥様も同じことを思っているかもしれません、あなたに・・・。

母親は、父親におむつ手伝おうか?なんてまず言いませんよね?それは、やることが当たり前と思っているからですね。

ここで、ドキリとしたあなた。まずは今の月齢で行っている育児は具体的に何をやっているのか理解していますか。そして、それぞれの事柄(おむつ替え、ミルク、着替え、お散歩)に対して具体的にどうすればいいのかを身につけましょう。最初はわからないと思いますが、母親だった最初は聞きながら手探りだったのです、あなたも同じようにわからないことは聞きながら一緒にやって、一つずつできるようになればいいのです。

大丈夫ゆっくりでもいいのです。あなたにもできますよ。

相手への気遣い

男性って、身内というか近しい存在になるほど気遣いができなくなる人って結構いると思うんです。うちの親父もそうだったんですが、外面はいいし、周りの世話も焼くけど、家だと何もしない、やらない。もしかしたら、出来ないのかもしれませんね。

そうじゃないんですよね~。一番大事にしなければならないことをもう一度考えてみましょう。もちろん、仕事や友達などをないがしろにしろということではないんですが、優先度をちゃんと考えないと後で後悔することもありますよ。ということなんです。

外では気遣いができている人は、それを身内にも同じようにやれればいいのですが、それがうまくできない人っていうのもいるとは思うんですね。照れてしまうんですかね?恥ずかしいとか。

とにかく、まずは相手の観察が必要です。育児に関していえば、困っていることと行動の先読み大事です。先ほどの「当事者意識」にもつながる部分があるのですが、奥さんや子供がどういう状態にあるのかを知ることが必要なんです。
奥さんは寝れているのか、子供の体調は問題ないのか、言いたいけど言えていないことはないないのか。など。

また基本はルーティンであることが多いので、「ミルクを作る⇒飲ませる⇒消毒」や、「おむつ替えの必要が出てきたら防水シートを先に敷く」とか、「お風呂の場合は、タオルや湯上げセットを用意しておく」とか。実際に関わっているからこそ先手が打てることも多いのです。

母親が辛そうだったら、ちょっと外に一人で出れる時間を作ったり、ママ友とかと会話のできる機会を作ってみたり。買い物であっても子供と離れれる時間があるだけで気分転換にもなるんです。出産して退院後、しばらく家から出れないお母さんも多いですからね。

子供を大事に思う心

これは、欠かしてはいけないものだと思います。具体的にどうすればいいのかを述べるには、正直私もまだ経験不足ですが、今の時点で思えることを書いてみようと思います。

父親に限らず母親でさえも、自分の子供を愛せない、大切に思えないというときもあると思います。産むまでの事情であったり、その人の環境や精神状態にも左右されることだと思うので、子供を愛することは当然。の様な横暴なことは言え無いと考えています。

私も、子供は大切だし、愛していますが、子育てをやっているとどうしても苛立ったり、やるせない気持ちになることがあります。

至近距離で、何時間も泣き続けられたり、何度寝かしつけをやっても布団に置いた瞬間に泣いて起きてしまうとか。ミルクは吐くわ、おしっこはかけられるは…親も人間です。疲れているときや精神的に参っているときには。「なんでだー!」と叫びたくもなりますし、手をあげそうになることもあります。そんな時は、ちょっとその場を離れて深呼吸です。パートナーがそういう雰囲気だったら、ちょっと一息つかせてあげて下さい。

最近は、小さい子供に対する親からの暴力などがニュースになることもありますが、追い詰められて衝動的にということもあるのではないかと想像してしまいます。一時的な感情によるものであればそれはとても悲しいことです。周りがそれをケアできればいいのですけどね。ホント苦しい時は、苦しいです。周りの誰かがサポートできるのってやっぱり大事だと思います。

最後にまとめ

父親としてできることは、仕事も大事なのですが、一緒に子供を育てるという当事者意識をもって、母親や子供をよく見て、そして会話をしてみてください。それで相手が救われることも多くあります。

話さないだけで、壁にぶつかることがバンバン起きていることもあります。うちもバンバンぶつかってますからね。

ではまた。

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プロフィール

初産から双子の男の子を授かり、30代後半から否応なしに育児に参加することに…わからないだらけの中で、妻と一緒に育児を実地体験で学んでいます。
皆さんと子育ての苦労や面白さを共有できたらと思います。

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