ブログを書くきっかけとなる出来事
そもそも、このブログを書こうと思った出来事について。
実は、双子達の集団検診に参加していた時、
私たち夫婦に声をかけてきてくれたお母さんがいました。
話を聞くと、双子を連れた人たちを見かけて、
たまらず声をかけてしまった。とのことでした。
その方は、3歳になる男の子を一緒に連れており、少し話を聞いてみると、
つい最近、双子を妊娠していることを告げられたそうです。
ただ、旦那さんは仕事が忙しい上、双子の出産のリスクについてお医者さんに山ほど伝えてもらったらしく…
二人一度に生まれてくることの嬉しさよりも不安に押し潰されそうなんです。という心境を話してくれました。
具体的な不安としては・・・
・エレベータの無い3階に住んでいること
・長男を幼稚園の迎えのバスまで送れるのか
・妊娠中に管理入院となったとき長男をどうすればいいのか
・一度に二人も育てられるのか
なるほど。と思うことばかりで、私達なりに、双子と経験してきたことをいろいろ話してみました。
エレベータの無い3階に住んでいること
まず、大人一人だと、一度に二人を抱えるのは大変ですし危険です。
特に、首が座っていない時期の乳児は、一人抱きかかえるだけでも一苦労です。
抱っこひもを使用して前後に。ってワケにもいかないです。
抱っこひもの事故でもよく言われていますが、後ろおんぶの時に、
お母さんが物を落としたりして前屈みになった時、頭から落ちたりするケースもあります。
そもそも前後に抱っこひもとか、装着自体が高難易度です。選ばれた人向けですしオススメしません。
私たちは、住んでたのは2階だったんですが、ベビーカーと抱っこひもの併用をしていました。
<お出かけ>
- 玄関に二人をスタンバイ!
- ベビーカーを階段下におろす
- 抱っこひもに一人装着!
- もう一人を抱えてベビーカーに着陸!
とやっていました。家に戻るときは、その逆ですね。
これでギリギリ大人一人でも子供たちと外に出れましたが、すごく気を使いましたね。
アドバイスとしては、
妊娠初期の動けるうちにエレベーターのあるところか1階に引越す。
ですかね。結構重要だと思います。
私たちも、今は1階のアパートに住んでます。劇的に楽になりました。
長男を幼稚園の迎えのバスまで送れるのか
一つ目の3階に住んでいることのネックが解消できればなんとなるでしょうが、これまた難易度高いです。
これは、二人以上のお子さんを保育園や幼稚園に送っている方ならわかると思いますが、
子供が素直に準備してくれないと朝のパニックが起きます。
そして、素直に言うことなんぞ聞いてくれないです(笑)
でも、バスは待ってくれないので、
スムーズに家を出れる導線を作るしかないですね。
玄関周りを片付けるとか、前の日に準備をほぼ完了する癖付けるとか。
早く寝せるとか。(これも、なかなか寝てくれないという別の問題がですね~)
妊娠中に管理入院となったとき長男をどうすればいいのか
お医者さんにリスクの説明をされている中で出てきたことらしいです。
私たちも同じような説明を受けましたね。
多胎児妊娠の場合、妊娠高血圧症候群や常位胎盤早期剥離などは単胎児妊娠の場合よりも発生確率が高いですし、双子特有の双胎間輸血症候群なども起きたりします。
そもそも、母体が耐えられないという理由で、どうしても早産傾向となります。
実際、検診でおなかのハリが強くなっている。ってことで
通常検診 → 即、管理入院!!
なんてことが起きます。
しかも、管理入院中はベットから動けず絶対安静!ってことも珍しくないので入院指令が下った後、準備とか考える時間あんまりないです…。
旦那さんに頼れるのが一番ですが、仕事の関係もあって難しいのであれば、
- それぞれの両親(ジジババ)に事前に説明しておく。
- 親類とか頼みやすい友達なんかにお願いしておく。
- 通っている幼稚園や保育園にも伝えておく。
などなど、できることを準備しておくしかないです。
入院用品も、結局出産時に大体1週間ぐらいは入院するので、先に揃えておくと慌てないですね。
母子ともに何事もないのが一番なんですが、そうはいかないことが多いのが多胎児妊娠でもあるので
何か起きる前にできることをしておく。
これしかないです。
一度に二人も育てられるのか
私たちも最初に思ったことです。
多胎児妊娠・出産・育児に関する疑問のスタートは、やっぱりこの漠然とした不安になるんじゃないかなーと思います。
そもそも、初めから双子産むぞー!って人は珍しいわけで、
なんか双子らしいんだけど → どうすんの…。
みたいな感じになります。
特に初産で、双子なんて不安しかないですからね。
この方は、長男を育てている経験があるので、この先の荒波も理解されているからこその具体的な不安だったのだと思います。
これに関しては、大きな課題なので、育児編にて私たちはどうしていったのかについて書いていこうと思います。
お母さんと話し終わって
検診そっちのけで、しばらく話し込んでしましました。
結局、問題がばっちり解決したわけではないと思うのですが、
- 不安を話せたこと。
- 実際に双子を育てている人に話を聞けたこと。
なんとなくスッキリできたみたいでした。
「ありがとうございました」と言われたとき、私たちも初めて妊娠、出産、育児とやっていくとき、みんなに聞いたりネットで調べたりしたなーと思いました。
それなら、せっかく双子を授かったんだし、出産・育児に悩んでいる人と大変さを共有できればいいな。と思い、このブログを立ち上げてみました。
つたない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
これから、私たちの経験談を書いていこうと思いますので、共感してもらえたり、何かの足しになれば幸いです。
よろしくお願いします。