育児の初めては分からないことだらけ
こんにちは。育児楽しんでますか?苦しんでますか?
最初は私もボロボロでしたが、今は何とかなっています。育児に奮闘されている皆様お疲れ様です!
最近、定期検診や地域の開放施設などで子育て中の皆さんといろいろと話す機会があるのですが、育児で悩んだり苦しんでいる方って結構多いんだなと感じます。初めての子供だと未知の存在と日々戦いで、育児で心身ともにごっそり精気を削られているんですよね。
さて今回は、育児が初めてというお父さん、お母さんに向けて、赤ちゃんと日々過ごしていくため、最低限これだけはやれていれば何とかなる!ということを5つ挙げてみました。
- 母乳(ミルク)
- おむつ替え
- 抱っこ
- おふろ
- 気持ちの整理
どうでしょうか?知育とか低年齢教育とかレベルの高いものは一旦対象外です。とにかく、最低限必要なことを何とかこなしていくにはどうしたらいいかに絞ってみました。
1.母乳(ミルク)
「生後すぐ~離乳食開始」までは、とにかく赤ちゃんの栄養摂取の方法は、母乳もしくはミルクしかありません。水分も水やお茶、ポカリなんてものも飲めないので、とにかく母乳(ミルク)が大事な生命線なのです!
そのため、安心して安定的に赤ちゃんにしっかり母乳(ミルク)を飲んでもらうことがとても大事なのですが、お母さんによっておおむね3つのパターンあります。
- 完全母乳(いわゆる”完母”)
- ミルク混合(”混合”)
- 完全ミルク(”完ミ”)
の三つですね。
完全母乳は、最高の育て方なのか?
そもそも【完全母乳】育児の条件として、お母さんのおっぱいが十分に出る状態じゃないとだめ、ということがあります。別のお母さんに聞いたところ、生まれる三か月前から胸のマッサージをして準備をしていたそうです。個人差も大きいので念入りに準備をしてもやっぱり出なかったという人もいます。どうやっても出ないものはしょうがないので、お母さんが十分な量の母乳を出せない場合はこの選択肢はとれないことになります。
「母乳はとても素晴らしい」「粉ミルクはよくない!」というような、完全母乳育児神話!(完母神話)のような都市伝説も巷にはありますが、いったい何がいいのでしょうか?
メリット:
・生理的なメカニズムとして母乳は育児のあたりまえ
母乳の出が良い人は、授乳することで張りも少なくなり、子宮の回復や体重減少を助け、月経の再開を遅らせる効果もあるそうです。また、当たり前のことながら本来赤ちゃんを育てるための正規の栄養素ですね!
・免疫能力に優れている
母乳には免疫因子や、成長因子のようなさまざまな成分が含まれているため、免疫機能が未熟な赤ちゃんにとって感染症予防にも役立ちます。また、母乳は赤ちゃんの消化吸収能力や腎機能に適しています。
・愛情を注いでいる実感がある
搾乳したものを哺乳瓶でというケースもありますが、おおむね自分のおっぱいから自分の赤ちゃんに与える母乳では、やっぱり充実感があります。しっかり飲んでゆっくり眠ってくれたりすると、子育て出来てる!という実感もわきますし、愛情を注げてる!と感じるお母さんも多いみたいです。
なんだ、メリットばかりじゃない。これじゃ完全母乳の一択しかないじゃない。というあなた。待ってください!
もちろん、母乳育児も素晴らしいばかりじゃないんです。
デメリット:
・黄疸が出やすい
新生児性黄疸もありますが、母乳が原因で起こる母乳性黄疸があります。黄疸は、血液中の”ビリルビン”が高い状態が続くことで発症しますが、基準値を超えて高い状態が続くと脳障害も起こる症状です。治療法も確立されているので極端に恐れることはないのですが、出産⇒退院後に医師の目が届かない状態にあるときに自己判断で放置すると危険なことがあります。
また、母乳性黄疸は、出生後1か月以内ぐらいでゆっくりと進行するので気を付けてください。そして、ミルクに変更すればOK。という単純ではない場合もあるので、黄疸が出た場合はまずは先生に相談してみてください。
・授乳って実は結構痛い?!
うちの奥様も言っていましたが、赤ちゃんの吸う力が強い場合や上手く吸えなかったりするとかぶりつくので痛い・・・。また、同じ部分をずっと刺激されることになるのでかぶれてきたり、周辺が荒れて来たりすると、相当痛いんだそうです。しかもその痛い状態が授乳中ずっと続くことになるのでとても大変!痛いからしばらく待って、ともいえないですからね。定期的にあげなきゃいけないので。
・母親のプレッシャーとストレスが半端ない!
実は、完全母乳保育の問題点はこれにあるのではないかと思います。幸い私たちの両親はどちらもそういうことを言う人ではなかったので、母乳だろうがミルクだろうが、ちゃんと飲んで育ってるならいいでしょ。ということでしたが、世の中そうじゃない場合も多く、「私の時は母乳で育てたものよ?」とか「母乳で育てられなかったら愛情が生まれないわよ。」とか。「ミルクなの?栄養が足りてなかったりするんじゃない?」などと根拠のないことを言われることもあり、実母や親類だけでなく、時には先生や看護師さんがプレッシャーをかけてくることもあるようなんですね。でも、出ないもんはでないんだからしょうがないじゃないですかねー!
そして一番つらいのは、
・お母さん自体が自分を責めること
・自分はどうして母乳で育てられないんだろう。
・アレルギーやアトピーなのは母乳で育てていないことが原因なのじゃないだろうか…
・授乳しているはずなのに赤ちゃんが泣き止まないなんでだろう…
・私の食生活がしっかりしていないからちゃんとした質のいい母乳が出ないのではないか…
・母乳育児じゃないから子供に愛情がわかないのではないか…
⇒私は母親としてダメなんじゃないだろうか…
なんてことまで思ってしまうのだそうです。もっと楽になっていいと思います!!
ミルク混合も悪くない
私たちのところは、”混合”でした。割合としては2:母乳、8:ミルクって感じですね。うちの奥様は、母乳があまり出なかったんですよね。
最初の方は一生懸命母乳を飲ませようと頑張っていました。でも、赤ちゃんもなかなか飲めない/飲んでくれないんですよね。赤ちゃん自身もストレスみたいですし、母乳の一番の不安点は、どれだけ飲んでいるのかが見た目でわからないことでした。
これ最初は結構不安で、少ないのか多いのかわからないので、ミルクと混合の時は、ミルクをあげすぎているから母乳を飲まないんじゃないか?とかいろいろ考えすぎちゃってました。また、月齢ごとの成長指標みたいなものが母子手帳にも書いてありますが、それを守らないといけないんだ!と考えたりするとノイローゼみたいになってきます。産後うつの原因にもなりますし、当事者は思った以上にキツイのです。
双子の兄の方は、3か月目あたりから吸ってもなかなか出ない母乳が嫌だったのか、おっぱいをほとんど吸わなくなりました。”ぺっ”ってしてましたからね。”ぺっ”って(笑)
その結果。ミルク一本(完ミ)だね!ということになりました。
そして完全ミルク(完ミ)に移行
幸か不幸か、うちの双子ちゃんたちはミルクの銘柄に関してのこだわりはなかった様で、なんでも飲んでくれたので安売りの2缶セットを買いだめする週末。ミルク缶でボーリングも可能になるぐらい…積んでみました(笑)。うちのほほえみさんたちは、最盛期、1週間で2缶ちょい消えていました。
最近の新生児用ミルクは、当然衛生的ですし、栄養面に関しても各社で工夫されていて母乳もしくはそれ以上を目指すような配分を考慮されています。そのため、ミルクだから栄養が足りないなんてことはないですし、どれだけ飲んでいるかが把握できる分、コントロールもしやすいです。
そして何より一番大事なのは、お母さんが体も心も疲れ切ってしまわないことです。手を抜ける部分は抜くべきです。
うちは双子だったので、二人が同時にお腹減ったー!と泣き出したとしても母乳で二人は対応できませんでした。人間おっぱいは二つありますが、首が座っていない赤ちゃんの場合、同時授乳なんて難易度高すぎます。そんな時、哺乳瓶のミルク作成⇒授乳のフルオペレーションならお父さんでも対応可能!
双子じゃない家庭でも、お父さんが対応している間はお母さんが休めますから、お母さんが寝不足のときや体調が悪い時などでうまくミルク使えばいいと思います。お母さんにもっと楽してもらいましょう!
2.おむつ替えなんて簡単?じゃない。
そこのお父さん。
「おむつ替えなんて、古いおむつ捨てて、新しいおむつを付け替えるだけじゃん!」とか思っていませんか?
そう言う人に限って、おむつ替えやったことがないとか、たまにしか替えたことがないって人が多かったりします。そんなに簡単じゃないですからね!おむつ替え!!
普通におしっこだけの交換だったら簡単なんです。でもね、新生児の時期は排泄を全ておむつの中で行うんです。赤ちゃんの体調の悪い時や、おむつ替えのタイミングが悪くて劣悪な状況になった後に替えなければいけないケースも出てくるんですよ。
後輩の旦那さんは、一応おむつ替えを手伝ってくれるらしいのですが、”大きい方”の時は、無理!と言って替えてくれないのだそうです。大きい方のときこそ、ちゃんと替えてあげないといかんでしょう―が!
一歳未満の新生児期は、ちゃんとしたうんちの形で出ることは少なく、おむつに水分を吸い取られて、ベチョって感じになっていることが多いです。しかも、そのままポポーイとゴミで捨てれるわけではなく、できるだけトイレで流してあげる必要があります。
行政のごみ捨てにも、できるだけ処分したのち。と書いてもありますし、ゴミとしても燃えるごみとして処分するので、だいたい3,4日は家に置いておかなければなりません、毎日出るものですから。そうなると夏場とかは、おむつゴミの匂いが半端ない!なので、できるだけ流せるものは流すんです。実はこれが結構大変、手が汚れる時も当然ありますし・・・。
そして、赤ちゃんのお尻や股は結構デリケートなので、おしりふきで丁寧にお尻を拭いてあげないとかぶれてしまったりしますし、気持ち悪いと泣いて寝てくれなかったりします…。太ももとかも、赤ちゃんはおしりもムチムチぷよぷよなので、しわや股の間とか、おしりの付け根とかに汚れが残っていたりするので丁寧に拭いてあげないとダメなのです。
一番恐るべき事態は、量が多すぎたり、前回のおむつの装着が甘かったり(悲惨だー)、便がユルユルだったりしておむつの背中や股の隙間から氾濫しているとき!背中漏れです背中漏れ。ムーニーのCMでもやってるアレですね。寝返りが激しかったりするときも起きるんですが、うんちの氾濫が起きると大惨事です!!テンションだだ下がりです。
肌着はもちろん、布団や毛布…にまで例のモノが。おぉ最悪です…私も何度か遭遇しましたが、氾濫が起きた時は、まずはどこか手を付けたらいいのか分からないんですよね。対処としては、まずは風呂場に赤ちゃんを抱えていき、風呂マットの上に寝かせてから奥さんに布団の汚れ具合の確認を依頼。寝床をリフレッシュしてもらいながら、お風呂でそのまま替えの服とおむつ&おしりふき持ってきてーと叫んで(場合によってはその場で拭いて洗ってしまいます)乗り切っていました。超大変です。
これでおしまいだろうと思ったあなた。おむつ替えには、もう一つよくあるハプニングがあります。
おむつを「替えている最中のおしっこ&うんち」ですね。
これ、見た目のインパクトはうんちの方が大きいのですが、踏ん張っているのがわかればそっと換えようとしていたおむつを元に戻せばいいだけなので、それほどダメージはないんです。大変なのは、おしっこの方!これ、結構ノーモーションで前兆なくやってくるんです。古いおむつを脱がせて、「新しいやつどこだっけ~」なんて悠長におむつ替えしているあなた!おしっこ浴びますからね(笑)!
赤ちゃんは外気に触れたことによる解放感でスイッチが入るのか、うちは弟の方が、おむつ替える三回に一回ぐらいの割合でピューっとやってくれました。
じゃあ、どうやって対処をすればいいの?
実はおしっこ対策用の商品もあって、”おしっこブロック”とか、”おしっこキャップ”とか言う名前で売られています。
ただ、彼らのおしっこ衝動とは秒単位での戦いです、「おしっこブロック」をおむつ替えの最前線で常に置いておけるかが問題になってきます。
おしっこ対策の最重要ポイントは下記2つ。
- 吹き上がらせないこと
- 飛び散らせないこと
おしりの下には、古いもしくは新しいおむつが敷いてあるはずなので吹き上がらなければ下で吸水され、ダメージはあまりないです。ただし、おむつ替えの場所には替えシートを用意しておくことをお勧めします。いざって時に洗うのも楽ですし。
おしっこに遭遇したことのある方。吹き上がらないように、慌てて手で押さえたりしたことないですか?私はあります!そう、ただ上から押さえるだけだとおしっこ飛び散っちゃうんですよね。
対策として一番楽だったのは、おしりふきシートを一枚股間にぱっとかぶせる。そしておむつを元に戻せるなら戻す。特にテープ式の場合は、簡易的にパッと戻すだけでOKです。吸水させることが目的ではなく、おむつのある場所におしっこを落とすことが目的なのです。ティッシュ箱が手元にあるのなら、ティッシュもおすすめです。ティッシュ一枚の方が取り出しもスムーズなだけに対応早かったりします。
まぁ、何度か遭遇すると、赤ちゃんのおしっこの前兆をつかめるようになってきます。私も何度か浴びて、1か月ぐらいしたら職人みたいに察知できるようになっていました。大丈夫、これも慣れです。
3.抱っこって何が大変なの?
今まで経験したことのない人からすると、赤ちゃんを抱っこしている姿というのは、いかにも育児をしている様ですし、もうなんか子育ての象徴なわけですよね。イクメンが取り上げられたりしていたのも、ベビーカーで子供を押している姿よりは、抱っこして寝かしつけしている方が絵的にも映えますよね!
友達や親類の赤ちゃんを抱っこするときは、恐る恐る抱っこして泣かれたり、意外となついてくれたりで一喜一憂。いいなー子供ってかわいい。なんて感じだと思っていませんか?
あまい、甘いですよ!!【抱っこ】こそが新生児期の育児の最大の難関。苦労の場。心の折れる修業の場なのです。
どうして抱っこするの?そもそもなんで赤ちゃんを抱くのでしょう?大体、抱っこするシチュエーションは以下の感じでしょうか
- かわいがりたいため
- 移動のため
- 授乳するため
- 泣き止まないのであやすため
- 寝かしつけのため
かわいがるために抱っこする。これが一般的によく言われそうなものですが・・今回の趣旨ではスルーします(笑)
移動については、車のチャイルドシートからベビーカーとか。抱っこ紐があるとかなり楽ですよね。こちらも余程変な状況じゃなければそれほど苦になることはないと思います。
授乳するための抱っこは仕方ないかと思います。母乳をあげるときや、哺乳瓶であげるときもそうです。首を支えて楽な姿勢で飲めるようにサポートしてあげますが、問題は時間なんです。私は当然ミルクを哺乳瓶であげていましたが、20ml~40mlの量でさえ、10分~20分ぐらい最初の頃はかかっていました。授乳のタイミングが急な場合もあって、その間トイレにも行けず、宅配便が来ても出れなかったり。体制が動かせない状況っていうのはきついんですよね。授乳クッションなんてものもありますが、それもサポートの一環なだけです。
そして、ダントツに厳しいのが「赤ちゃんが何をやっても泣き止まない」時です。赤ちゃんは、まだ睡眠が安定しない時期でもあるので夜泣きだったり、おむつやお腹がすいているとかの原因が特にないにもかかわらず、ただただ泣くということがあります。よしよし~なんてやるとスヤスヤと眠るイメージがあったりしますが、現実はそんなことないんです・・・。
泣く時間帯は赤ちゃんにとって関係ないので、深夜2、3時とかに大音量で突如泣き出したりします。飛び起こされてまず抱っこ。いろいろ確認しても特に問題なし。でも泣き止まない。なんてことがあります。手元でギャンギャン泣いている赤ちゃんがいるわけです。音量も大きいと耳にバンバン来るんですよね。しかも、なかなか泣き止まないとその泣き声を特等席で浴び続けるという修行僧のような状況で抱っこをエンドレスでやらないといけません。このころ私たちはアパートの二階だったんですが、角部屋とはいえ泣き声は気が気じゃなかったです。ただ、大家さんにも恵まれ、周りの方にも良くしていただいたのでとても助かりました。感謝です。
そして、泣き止まない+抱っこの複合。絶望の寝かしつけ!です。
泣き止まない時と被るところもあるんですが、これの違うところは、抱っこ中は泣いてないんです。すごく気持ちよさそうで、場合によっては、赤ちゃんもう寝たんじゃない?そんな状況なんです。
それでは失礼して…と布団に寝かしつけようとして布団に横たえた瞬間・・・
「ふぎゃーふぎゃーわーん。わーん。」
えぇー!!なになに?すぐに抱え上げます。再抱っこ。
しばらくするとすやすや。
では、今度こそ…寝ましょうね。と布団に寝かせた瞬間
「うぎゃー!ほぎゃー!ぼぎゃー!」
あわわわわ。急いで抱え上げて、再々抱っこ。
今度はなかなか泣き止んでくれません。
…30分後。再々再々抱っこ
今度はちゃんと寝てるよ!寝てるよね?!寝てますよね?
ではでは、3度目の正直ってことばのとおり、そーっとそーっと
ばちーん!目が開きました…
「ほ、ほ、ほぎゃーほぎゃーほぎゃーーーー!」
二度あることは三度あるのですね・・・私が間違っていました。再々再々・・・抱っこ
はい。どんだけやったかわからなくなりました。今度は1時間抱っこしても寝てくれません。目はパチーン。
あ、もうこんな時間だミルクをあげなきゃ…ん?そうだ!赤ちゃんなんてミルクをあげたらそのままバタンキューだぜ!勝ったな!あぁ。って感じっすな。フハハハハハ。
ということで、奥さんに作ってもらったミルクで授乳完了。おむつも替えて、さぁ、おやすみなさいマイべービー!
…あれ、なんで、目がさえてらっしゃるんですかね。
まいいや、じゃぁ起きてても布団に置いてみましょうかね…ぴと
「ほぎゃー!ぼぎゃー!」
うわわわ。はい、抱っこ。もう何回目かわかりません。
気付けば6時間ぐらい抱っこと寝かしつけトライを繰り返していたこともありました。自分のトイレの時だけ奥様に変わってもらいましたが、奥様もあちらでもう一人と格闘中。もう最後の方は悟りを開きそうになっていました。「ここにいる自分は別の誰か。全然つらくない辛くない~」って思いながらw。
夏場だったんですが、【抱っこ⇒布団へ⇒目ばちーん。⇒ギャー⇒抱っこ】のループは本当につらかったです。左ひじのところが赤ちゃんの頭の汗で蒸れて、ドーナッツみたいなあせもができました。
”抱っこ”舐めたらいかんぜよ。
4.お風呂こそ楽しいんじゃないの?
まず、赤ちゃんのお風呂に関しては、「沐浴期」と、その後の「通常お風呂期」の二つがあり、それぞれ大変さが異なります。
【沐浴期】
お湯をためる量も少ないですし、長く浸かるわけでもないのでそれほど大変ではないんですが、とにかく気を遣います…
まず、沐浴期=首が座っていない。ので、手や腕で赤ちゃんの頭を支えることになるのですが、これが慣れないと不安定でビビります。パパ・ママ教室で沐浴の実習を受けた時は人形が動かないので簡単だったりしますが、実物の赤ちゃんは動くし泣くし、滑るし、寝るしw、こちらの思い通りにはいかないものです。
また、一か月検診の時に指摘されたんですが、ムチムチ赤ちゃんのしわの間って、結構洗剤が残っていたりします。わきの下に白い粉みたいな跡があって、流し漏れだと指摘されました。それ以降は、わきの下とか、肘、ひざの裏なんか丁寧に流すようになりましたが、沐浴の桶の中だとなかなか脇を開いたり足の股の間とかをしっかり洗うのは意識しないと難しいんですよね。心当たりのある方は注意して洗てみてください。
【通常期】
沐浴の桶から解放された皆様。おめでとうございます。とはいえ喜んでばかりも行かず、いろいろとトラブルも起きるのです。
沐浴から放たれたということは当然成長していて、できることも増えているわけですよね。首は座り、寝返りが打てたり、つかまり立ちをしている子もいるでしょう。そうなると、体を洗っているときなど暴れるんですよね。余計びちょびちょになるし、滑るし、水浴びるし、それに対応しようとしてホースが暴れて、今度は親がびちょびちょ。
お湯を貯めて一緒に入るスタイルもあると思います。このときは、おしっこと大きい方にご注意を。体が温まるとついついしちゃうみたいなんです。
おしっこは結構しょっちゅう。大きい方もシレっとしてたりするので、要注意!湯船にぽわーんと浮かんできたりするらしいです。うちはシャワー派だったのですが、体をスポンジの上に寝かせて洗っていたら、急に顔を赤らめて力み始めたかと思うと…まぁそういうことです。おむつで拾って流しましたが。
双子の場合は、別々でやろうとするとお風呂が2回来るんです。一度に入れるのはせめて子どもが立てるぐらいにならないと難しいので、一人ずつおふろにINなのですが、自分がのぼせるんですよね。特に夏場なんて汗だくです。そして風呂を済ませたら、赤ちゃんの寝かしつけ…皆さんわかりますよね。
まぁいろいろ事件は起きます。
5.気持ちの整理
そんな感じで、最低限の子育てイベントをこなすだけでも、もうあれやこれやと例外ばかりおきます。経験していないことも起きますし、当たり前ですが、赤ちゃんに向かって何を言っても通じませんw。
泣き止んで、もうそろそろ寝てほしい。ミルクもちゃんと飲んでほしい。トイレもできれば定期的にちゃんとしてほしい。
気持ちはすごくわかりますが、残念ながら赤ちゃんはそんなことはお構いなしです。なので、焦る気持ちは当然です。
失敗で苛立つこともあるでしょう。あたりまえです。
でも、うまくいかないからと言って自分を責めないでください。赤ちゃんには気持ちをぶつけないであげてください。イライラが募ったら、少しだけその場を離れてみてください。深呼吸です。怒りをぶつけても何も変わりません。ひっひっふぅー。です。
大丈夫。みんな大体一緒です。生命の危機がないのであれば、少しずつ対応していけばいつかは終わります。
そして赤ちゃんも日々成長しています。3か月後、6か月後どんどん状況は変わっていきますので今できることをやってみましょう。手を抜けるところは抜いちゃえばいいんです。全部を完璧にこなす必要もないんです。昨日より今日。今日より明日。しんどい時は周りを頼りましょう。
でも、できればその苛立ちや怒りは旦那さんにはぶつけないであげてくださいね。帰宅したドアを開けた瞬間に理由もなく怒られるのは不憫です。
あれ、奥様が呼んでいるみたい。行かないと…ですね。