妻が妊娠しました!
結婚後、私たちは子供が欲しいと強く願っていたわけでもなく、できたらいいな~程度の軽い気持ちでいました。
が、その日は唐突にやってきました。びっくりしました。
さて、ということで奥様の妊娠が分かった時にやるべきことを以下にまとめてみました。
- そもそも本当に妊娠しているのか確認する
- かかりつけの産婦人科を見つける
- 誰に知らせるべきかを決める
- 出産までのスケジュールを立てる
- 最低限のお金は用意できるようにしておく
- 先生の話はとにかく聞く
6つのやるべきこと
1.そもそも本当に妊娠しているのかどうか確認する
私たちの場合は、奥様の生理が遅れていて、妊娠検査キットで陽性反応が出たことがキッカケでした。
最近の妊娠検査薬は信頼度もかなり高く、ほぼほぼ判定可能な様です。とはいえ、この時点ではまだ妊娠確定しているわけではないですし、妊娠していても子宮外妊娠とか色々と問題があることもあるので、まずは産婦人科を受診しましょう。
2.かかりつけの産婦人科を見つける
さて、受診するとなっても、産婦人科に今までお世話になったことが無い人は、産婦人科が身近だとどこにあって、どういう受診システムなのかも分からないことが多いです。
うちの場合もこのタイプでした。奥様でさえ疎いのに、男性だと普段産婦人科に行く機会なんてないので、雰囲気も全くわかりませんよね…。というか入りづらい…。
ということで、最初にしたことは、産婦人科はどうやって受診するのかを調べることとでした。まあ基本は普通の病院と同じなのですが、病院によって予約方法が違ったりするので、受診候補となる病院をまずは探してみましょう。
また、検診の後は、出産までその病院にお世話になること事が多いので、慎重に決めたいところです。
最近は、口コミやクリニック自体のHPなどで、出産に至るまでのポリシーや施設の紹介なども豊富にあるので、確認しながら決めてみてください。
マタニティーマッサージとか、お祝い膳があるクリニックとかもあるようですよ。ちょっと羨ましいです。
残念ながら、私たちはこの後、病院ランクがどんどんステップアップしていくので、余裕ある産前・産後なんて夢となって消えたのですが…
さて、私たちは最寄駅から2つ離れた駅近のクリニックを選択。
雰囲気とか院のポリシーなんかも確認したうえでですが、できるだけ、歩きルートが少ないほうが良いかなという配慮です。
毎回タクシーを使っていいのですが、何かあったとき駆け付けやすいというのもありますので。
妊婦さんが自転車とか乗るのもやめておいたほうがいいですし、そもそもおなかが大きくなってきたらまともに自転車なんてこげませんからねぇ。
<妻の結論>
- 家から病院まで、昇り降りが少ない経路がいい
- 自転車って選択肢は妊娠中期からは無理
- タクシーは惜しまず使うわよ
さて、私たちが選択したクリニックはネット予約も可能でしたので、予約して早速受診してみました。
妊娠が問題なく進めばいいのですが、実際子供を産むというのは母子ともに命がけです。(この時点では軽く考えていましたが)
信頼できる病院・先生に巡り合えると不安も少なくなるので最初のうちにちゃんと考えておきましょう。
3.誰に知らせるべきかを決める
妊娠初期だと、誰に言えばいいかすごく悩みます。
正直、職場や友人に先輩ママがいたりすれば真っ先にアドバイスもらいたい。というかアドバイスたくさんもらいました(笑)
仕事をしていれば今後、産休・育休とお願いすることになりますし、現在携わっているプロジェクトがあれば、自分の作業なんかをどう引き継いでいくのかも気になるところです。まじめな人はこのあたりのタイミングをすごく気にするみたいです。
そりゃそうですよね。
また、両親や兄弟には知らせれば喜んでくれるでしょうし、今後頼ることも多いから早いうちに知らせておきたいけど、安定期も迎えてないのに周囲に触れ回ったり、勝手に出産に備えた準備とか始めてしまったら…そして、悲しいことに流産なんてことになったら…
といいう感じで、どうすればいいか悩むところです。むむむーですね。
実際、流産となる確率は、全体で10%前後。妊娠初期(12週ぐらいまで)でそのうちの80%ぐらいが当てはまるそうです。
ちなみに、私たちの場合は、双子だったこともあって、特に流産には気を使っていましたが、伝えるタイミングとしては、母子手帳が発行されたときにしました。
また、伝える範囲としては、奥様自身の会社の上司と私たちの両親までとしました。かなり限定ですね。私の会社にはこの時点では未報告。
そうそう、母子手帳の発行については、妊娠確定で即もらえるわけでもなく、受診している医療機関で「妊娠届出書」というものを発行してもらって初めて自治体から発行してもらえます。
自治体によって異なり、「妊娠届出書」をもらえるタイミングも妊娠初期を超えたあたりとか、胎児の心拍が確認できたら。とか差があるようなのです。
4.出産までのスケジュールを立てる
出産予定日は基本的に延びません。
早産や、多少の遅れはあるものの、10か月も経てば産まれます。
嬉しいことではあるのですが、待ってと言っても待ってくれないのも現実です。
やること自体はいろいろあって、気づけばあの時これをやっておけばよかったなんて後悔します。
ちょっと考えただけでもこんな感じ。
・今の住居に問題ないか
・ベビーカー・チャイルドシート
・沐浴用の入浴プール
・おむつやミルクなどの日用品を揃えるところ
・初期の肌着や子供服
出産祝いとしてもらうこともあるのですが、うちとしてどういうものを揃えなきゃいけないかどうかはしっかりと調べておいた方がよいです。
5.最低限のお金は用意できるようにしておく
出産には、意外とお金がかかります。
検診の時点から健康保険の対象外なので自費の負担が大きいですし、出産自体も同様に健康保険は使えません。(帝王切開の手術費用など一部は対象となります)
人によっても異なりますが一人当たり、50万~100万円程度かかります。うちの場合は、双子だったこともあり定期検診も2週間に一度。最終的には帝王切開となったため、最終的な支払いは150万円ほどかかりました。
ただ、自治体によりますが、妊婦健康診査受診票という補助券みたいなもので、負担軽減してくれたり、出産育児一時金で健康保険から42万円は負担してもらえます。
企業の健康保険組合によっては、「出産育児付加金」などがもらえるところもあります。私のところでは、子一人当たり10万円付加されました。
また、今までは、病院窓口で退院時に一度全額支払う必要がありましたが、「直接支払制度」を利用すると、「出産育児一時金+付加金」が差し引かれた差額支払いでいいようになっています。これがあれば支払金額も随分少なくなります。
申請内容/方法などは、加入されている健康保険組合によって異なるので確認してみてください。
また、会社、労働組合で慶弔金などがある場合も先にチェックしておくと、申請を忘れることなく受け取れます。
最近は、出産休暇とかも有休とは別で取れたりする会社もありますので、奥さんだけでなく、旦那さんの会社もチェックするのがオススメです。
そうそう、先ほど挙げた帝王切開は手術扱いとなるので、健康保険及び高額療養費制度の対象ともなります。さらに任意の医療保険に入られている方は、契約にもよりますが、手術給付金や入院日額の支払い対象となるようであればそちらも必ずチェックです!
6.先生の話はとにかく聞きましょう
特に初産の場合、何をしたらいいのか、これからどうすればいいのかわからないことが多いです。
本や、ネットにもいろいろな情報が書かれていたりしますが、人それぞれ異なるものなので、まずはかかりつけの先生の言うことを聞いてみましょう。
先生もいろいろなので、合う/合わないもあると思います。あまりにも合わないと思った場合は、担当医を変更してもらうか、別の病院を紹介してもらうことも検討してみるのも手だと思います。
ただ、周りの人の言動や、迷信、ネットの情報に惑わされないように気を付けてください。落ち着いて自分の状況を確認しましょう。
私たちのケースで少し不安に思ったのが、妊娠中のインフルエンザの予防接種でした。産婦人科の先生からは、予防接種を勧められましたが、最初は、妊娠中にいいの?という疑問がありました。
いろいろと調べてみると、妊娠初期の一部や、重篤なアレルギーを持っていない方であれば、妊娠中に予防接種をしても母体にも胎児にも影響は極めて低いとされ、インフルエンザを発症した場合のリスクを考えると接種した方がよいとのことです。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンを使用されるので、予防接種によってインフルエンザにかかるということもありません。
特に保育園や、幼稚園に通われている上の子をお持ちの場合は、どうしても園でもらってきたりしますので、妊婦さんを守るという方が優先されます。
実際に、私たちも受けて問題は特にありませんでした。(予防接種をしてもらった内科の先生には、「いいの?」と聞かれたらしいですが)
私たちの例は、大した話ではありませんが、出産に至るまでいろいろな出来事が起こる場合があります。妊娠糖尿病・高血圧、切迫早産、胎盤早期剥離などなど。何もしてないのに突然出血したり、出っ張ったおなかをぶつけたりなんてこともあるので注意ですよね。
何かあればすぐに先生に相談するのがよいです。
そして、双子でした!
このブログのメインテーマでもあるのですが、うちの奥様は双子を身ごもっていました。
別の記事でも書いていくのですが、双子の出産に至るまでの注意点についてはものすごーく説明されました。一言で言うと、
「双子の場合は安定期なんてないですからね!」と・・・なるほど。
奥様は、横で”ガーン!”とショック。
妊娠って、子供一人でもかなり大変ですが、二人となるともっと大変です~甘くないです。
そのあたりは次回以降にでも。