双子 妊娠期

うまくいかない妊娠中の体重コントロール

投稿日:2018年8月23日 更新日:

体重コントロールできていますか?

私はできてません!(笑) えぇ。意志が弱いんです…。世の中においしいものが多いですし、簡単にコンビニで買えちゃうんですよね…スイーツやアイスもクオリティ高いですよね。セブンイレブンの「まるで○○を冷凍したような食感のアイスバー」が大好きです!キウイおいしいっす。あぁ食べたくなってきました…

あ。私のことではなくて妊婦さんの話でしたね。スイマセン。

そうなんです。普通の人でも、太らないようにダイエットしなくちゃ!と体重を維持したり、痩せたりするのが難しいのです。おいしいものは簡単に手に入り、テレビもグルメ番組多いですし、食べ物への誘惑がどこにでも転がっていますからね。

妊婦さんは、そこれに加えて生理的な欲求で「ご飯を食べてくれ~」と迫られているんです。それはそれは大変なことでしょう。だから、うちの奥様も”芋けんぴ”を山のように食べていたんですよね。スーパー行ったら箱買いしそうな勢いで下カゴがモリッと芋けんぴで埋まる週末のお買い物でした。

いわゆる子供のために栄養を取らないと!とか、周りの人から「妊婦なんだからもっと食べなくちゃ!」と勧められたりもしますし、「二人分私は食べてもいいんだ」と自分を正当化しやすいのも事実。ただ、食べたいだけの場合も多いらしいんですが、それはおいておいて。

本当に体重コントロールって難しいですよねー

定期検診は期末試験のようなもの

定期健診の時、体重増加が激しい(いわゆる成長曲線から上下に逸脱していたり、前回検診から急激な増加・減少をしている)場合、先生からありがたいご注意をしていただけます。(後輩の奥さんは、一か月で体重激増してめっちゃ怒られてました。お菓子の食べ過ぎですけどね!)

そのため、毎回先生に注意されていると、検診前に怖くて体重計に乗れなくなる人もいるのだとか。体重計に乗らないからといって体重減るわけではないんですが、気持ちはわかりますよ。そして、試験前に一夜漬けをするがごとく、ごはんを控えたり、水分とらないようにしたり…涙ぐましい努力もしているんです。

でも、ダイエットとか、食事を抜くなんてことはしない方が良いです。先生からも指導されるとは思いますが、必要な栄養素はしっかりとる必要があります。また、むくみ等によって水分で体重が急激に増えてしまうケースもあります。うちの奥様の体重増加の主な原因は、足のむくみが原因とのことでした。

そして、カロリー過多によって体重が増えすぎること自体が、妊娠高血圧症だとかのリスクを高めてしまうので、気を付けなくてはいけません。先生もあなたが憎くて注意しているわけではないのです。誰も褒めてくれないかもしれないですが、体重コントロールの合格点は、ぜひ、自分とお腹の子供のために取ってあげてください。

体重が増えることに向き合うには?

そうはいっても食欲には勝てないよー。運動するにも体は自由に動かないし。どうすればいいのよー!!という心の叫びが聞こえます。はい。隣からも聞こえました(笑)

まずは、落ち着きましょう。人間簡単に痩せれないのと同様に、急に太ることもなかなかできないのです。

よく、食べ過ぎて体重計乗ったら3kgも増えちゃった。どうしよう・・・。なんて言っている方いますが、3Kgを脂肪として増やすには、

7,200Kcal×3(Kg)=21,600Kcal

も摂取しなくちゃいかんのです。200Kcalのおにぎりだと約100個です!フードバトルしてない普通の人は、そんなに食べれないですし、それがすべて脂肪として蓄積されるわけでもないので本当はもっと食べる必要があります。なので、体重が一時的に増えているのは、胃の中の容量物であったり、水分だったりします。妊婦さんは水分が排出されにくいこともあって、むくみのせいで重さが増えてしまっていることもしばしばです。

やった!それじゃどんだけ食べてもいいの⁈というのはまた違う話で、できるだけ低脂肪でビタミンやミネラルの多い栄養バランスの取れた食事が望ましいといわれています。と食事を用意するのも億劫で、つい外食がちだったり、お弁当ばかりになったり、ストレスでポテチやチョコとか、誰かみたいに芋けんぴばかり食べてしまうというのもわかるんですけどねー。うぅ、奥様スネを蹴らないでください。。。

そして、一日では体重が増えないと言っても、一ヵ月摂取し続ければ立派に増えますよね。上の式でも

21,600Kcal÷30日=720Kcal

となり、一日「ポテトチップス(Big)」などを1袋プラスで食べ続ければ、余裕で3Kg増も実現出来ちゃいますのでご用心。

うちの奥様は、硬いもの食べてると落ち着くのだ。と言って、例の芋けんぴを袋ごとジャンジャン食べとりました。これもストレス発散の一種なので取り上げはしませんでしたが、量はセーブするようにしましたよ。一度に2袋はやめてくださいと(笑)

体重増。放置はできない

とはいえ、低カロリー高たんぱくな食事の用意は面倒だったり、ストレスでつい食べ過ぎてしまうし、お菓子にグイグイ手が伸びてしまう。その気持ちはわかりますが、過剰なカロリー摂取が続けば太るのは自然の摂理です。それじゃ、どれぐらいを基準に目標体重を考えれば良いのでしょう?

時期や妊娠前の本人のBMIの値によっても変わるのですが、臨月でおおむね妊娠前の体重の5~10Kg増ぐらいが一つの目安になります。

内訳としては、

・赤ちゃん:約2,000~3,500g
・胎盤&羊水:約1,000~1,500g
・血液増やむくみによる水分、脂肪など:約2,500~5,000g

実は出産時の出血に備えて母体の血液量も増えるんですって。出産時、500ml~1,000mlぐらいの出血は結構頻繁にあるようで、場合によっては2,000mlを超える出血もあるのだそうです。お茶の大ペットボトルぐらいの血が出るのか…鷲巣戦のアカギ並ですね。そのため、出産時に多少の出血でも耐えれるように母体は準備を始めてるのだとか。人間ってすごいですね!

うちの奥様も出産後大変なことになりましたが、何とか輸血が必要なかったのもこのおかげなのだと思います。

心がけとしては、妊婦だからと言って調子に乗って食べ過ぎないこと。先生のチェックは一つの抑止力として神妙に受け止めること。って感じでしょうか。

「急激なダイエットとか、絶食」とかは無意味なだけでなく危険ですのでやめてくださいね。そもそも、1週間かそこらで結果は急に変わりませんから、少しずつ習慣づけて調整していくしかないです。欲求コントロールは難しいと思いますが、妊娠時の一時的なことでもあるので何とかセーブして頑張っていきましょう!

あれ?隣から冷たい視線が。うぐっ、だからスネは蹴らないで…。

あーそうですね私も痩せないと…。

-双子, 妊娠期


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初産から双子の男の子を授かり、30代後半から否応なしに育児に参加することに…わからないだらけの中で、妻と一緒に育児を実地体験で学んでいます。
皆さんと子育ての苦労や面白さを共有できたらと思います。

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